2025/03/28 更新

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カツカワ ユウコ
勝川 裕子
KATSUKAWA, Yuko
所属
大学院人文学研究科 人文学専攻 文献思想 准教授
大学院担当
大学院人文学研究科
学部担当
文学部 人文学科
職名
准教授
連絡先
メールアドレス

学位 3

  1. 文学博士 ( 2007年   名古屋大学 ) 

  2. 文学修士 ( 2001年   名古屋大学 ) 

  3. 文学学士 ( 1999年   大阪外国語大学 ) 

研究キーワード 3

  1. 中国語教育

  2. 日中対照研究

  3. 現代中国語文法

研究分野 2

  1. その他 / その他  / 中国語教育

  2. その他 / その他  / 中国語学

現在の研究課題とSDGs 4

  1. 現代中国語の文法研究

  2. 現代中国語における領属の諸相

  3. 中国語の可能表現

  4. 中国語における視点と構文選択

経歴 4

  1. 名古屋大学大学院人文学研究科   准教授

    2017年4月 - 現在

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    国名:日本国

  2. 名古屋大学大学院国際言語文化研究科   准教授

    2007年4月 - 2017年3月

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    国名:日本国

  3. 名古屋大学大学院国際言語文化研究科   助教授

    2005年4月 - 2007年3月

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    国名:日本国

  4. 名古屋大学大学院国際言語文化研究科   講師

    2004年4月 - 2005年3月

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    国名:日本国

学歴 3

  1. 名古屋大学   国際言語文化研究科   国際多元文化専攻

    2001年4月 - 2004年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   国際言語文化研究科   国際多元文化専攻

    1999年4月 - 2001年3月

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    国名: 日本国

  3. 大阪外国語大学   外国語学部   地域文化学科

    1994年4月 - 1999年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 4

  1. 日中対照言語学会

  2. 中国語教育学会

  3. 日本中国語学会

  4. 日本言語学会

委員歴 1

  1. 中国語教育学会   理事  

    2024年4月 - 現在   

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    団体区分:学協会

 

論文 29

  1. 中国語における〈基点〉の認知 ―“离”と「カラ/マデ」の対応を中心に―

    勝川裕子

    『ことばの科学』   ( 第38号 ) 頁: 87 - 100   2024年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  2. 漢語中表“禁止”義的構式分析

    勝川裕子

    《第四届名古屋大學/屏東大学 文学交流暨論文發表會論文集》     頁: 95 - 103   2024年6月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:中国語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

  3. 對日本中文學習者進行聽力培養的試行方案 ―TPR實驗及其效果― 招待有り

    勝川裕子

    《名古屋大學・屏東大学文学交流學術會議論文集 第一輯》     頁: 127 - 149   2024年5月

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    記述言語:中国語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  4. 中国語における<不可能>とモダリティ 招待有り

    勝川裕子

    『日中対照言語学研究論集 第2巻:中国語から見た日本語の特徴、日本語から見た中国語の特徴』     頁: 125 - 142   2024年2月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

  5. 日中両言語における物語構築の特徴-注視点と構文選択の観点から―

    勝川裕子

    『ことばの科学』   ( 第37号 ) 頁: 39 - 56   2023年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 6

  1. 『初級中国語 この1冊 改訂版 ―4技能の習得を目指して―』 

    丸尾誠,勝川裕子,李軼倫( 担当: 共著)

    金星堂  2023年1月 

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    総ページ数:103   記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  2. 『中国語学辞典』

    日本中国語学会編( 担当: 共編者(共編著者))

    岩波書店  2022年10月 

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    総ページ数:743   担当ページ:160-161,446-447,653-654   記述言語:日本語

  3. 『中文日訳研究の基礎(一)』

    張麟声編,杉村博文,勝川裕子,丸尾誠,橋本修,劉剣,山田敏弘( 担当: 分担執筆)

    日中言語文化出版社  2019年9月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  4. 『初級中国語 この1冊―4技能の習得を目指して―』

    丸尾誠,勝川裕子,李軼倫( 担当: 共著)

    金星堂  2019年1月 

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    記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

  5. 『現代中国語における「領属」の諸相』

    勝川裕子( 担当: 単著)

    白帝社  2013年2月 

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    記述言語:日本語

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講演・口頭発表等 57

  1. 中国語において〈複数〉はどう表現されるか 国際会議

    勝川裕子

    第9回上海師範大学・名古屋大学言語文化学術交流会  2025年3月16日  上海師範大学・名古屋大学

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上海師範大学(中国・上海)   国名:中華人民共和国  

  2. 中国語の介詞“离”があらわす時空間の隔たり 国際会議

    勝川裕子

    2025「東アジア日本学研究シンポジウム」  2025年3月15日  東華大学・名古屋大学・上海外国語大学

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:東華大学(中国・上海)   国名:中華人民共和国  

  3. 中国語の複数接尾辞“-们”について 国際会議

    勝川裕子

    第6回上海財経大学・名古屋大学合同研究会―グローバルな言葉の歴史と伝播  2025年3月14日  上海財経大学・名古屋大学

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上海財経大学(中国・上海)   国名:中華人民共和国  

  4. 中国語における隔たり表現とその習得上の難点について 国際会議

    勝川裕子

    2025年第1回上海大学・名古屋大学学術交流会  2025年3月13日  上海大学・名古屋大学

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    開催年月日: 2025年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:上海大学(中国・上海)   国名:中華人民共和国  

  5. 中国語における〈基点〉の認知―“离”と「カラ/マデ」の対応を中心に

    勝川裕子

    日本中国語学会 東海支部例会  2024年9月28日  日本中国語学会

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    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン(Zoom)   国名:日本国  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 1

  1. 動詞アスペクトの対照研究

    2006年4月 - 2007年3月

    学内共同研究 

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    ギリシャ語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、アブハズ語、スペイン・ポルトガル語、フランス語、中国語の動詞アスペクトの対照研究を行なった。

科研費 6

  1. ジャンル・テキストの中の文法:テキストとその要素としての構文の相互作用

    研究課題/研究課題番号:21K18359  2021年7月 - 2024年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    志波 彩子, 矢島 正浩, 宮地 朝子, 井本 亮, 前田 直子, 勝川 裕子, 大島 義和, 永澤 済, 田村 加代子, 齋藤 文俊

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    担当区分:研究分担者 

    コーパスから収集したデータをもとに,収集した例文を構文タイプごとに分類し,前後にどのような構文が現れるか,またジャンルごとにどのような特徴的な構文間の結びつきがあるのかを考察する。こうした構文間の関係は必ずしも隣接する前後関係とは限らず,テキスト内の離れた位置に存在する構文同士が連関し合っている,ということも考えられる。また,歴史的観点からは,特に書き言葉ジャンルにおける構文とテキストとの関係を見ていく。これまで分析が手薄であった古代や中世,近世,近代における変体漢文や漢文訓読体を含めた書き言葉テキストと構文との関係を探っていく。
    今年度は課題採択の通知があったのが7月であったため,スタートはやや遅れたが,10月と3月に2回の研究会を開催し,研究発表を行った。第1回目の研究会では,メンバー全員が何をテーマに研究していくかということを発表し,互いに意見交換した。第2回目の研究会では,共時態研究班から,井本が形容詞連用修飾構文のジャンル(特殊文脈)内での特殊な意味の表れ方について発表,歴史研究班では矢島が上方落語・速記本を対象として理由を表す形式の使用法を調査し、日常談話・音声落語との比較を通じて、同資料に実現する複数の言語層のありようについて検討した。また,永澤が現代と近代の判決文における理由節の表れ方を調査し,判決文に特徴的な「から」構文の使用があることを議論した。参加したメンバーから多くの質問やコメントが寄せられ,相互に刺激的な研究発表になった。
    さらに,研究発表を受け,各ジャンルの特徴を規定する「指標」のようなものを設定する必要があるという議論になり,媒体,目的,内容,話し手の特徴,聞き手の特徴,求められる文体など,暫定的な指標をいくつか議論した。そして,今後の調査の中で,これらの指標を意識しながら分析を進めていくことを確認した。
    研究代表者の志波は,上代と中古のラレル構文と自動詞構文との関係を調査している。現在のところ,万葉集と源氏物語を中心に,『日本語歴史コーパス』(国立国語研究所)から収集した用例を分類している。万葉集や源氏物語などの典型的な和文テキストにおけるラレル構文と自動詞構文の使用を調査し,両者の関係について考察している。
    採択の通知が遅かったため,ややスタートが遅れたものの,2回の研究会を開催することができ,それぞれが今後の研究を進める上でのヒントを得ることができたため。また,研究発表を受け,ジャンルを規定する指標についての議論が深まり,今後の調査に活かしていけると考えられるため。
    今後は,今年度議論したジャンルのいくつかの指標(媒体,目的,内容,話し手・聞き手の特徴,求められる文体,など)を意識しながら,それぞれのメンバーが自身の研究対象とジャンルとの関係を考察し,これによって,ジャンルの指標にも修正を加えていきたいと考える。
    代表者の志波は,技術補佐員の力も借りて,今昔物語のデータを整理し,これらのジャンルにおけるラレル構文の使用の違いを調査したいと考えている。また,そこで明らかになったラレル構文の使用の違いが,各ジャンルにおける他の構文の使用とどのように関連しているかを考察する予定である。例えば,典型的な和文資料である源氏物語においては,ラレル構文は自発構文がもっとも中心的な,頻度の高い構文であるが,和漢混交文の今昔物語では自発構文はほとんど見られない。こうした違いが何に起因するのかを明らかにし,ジャンルと構文の関係を精査していく予定である。

  2. 中国語における教育文法設計のための横断的文法研究

    研究課題/研究課題番号:17K02722  2017年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    勝川 裕子

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:2860000円 ( 直接経費:2200000円 、 間接経費:660000円 )

    本研究は、日中言語母語話者の言語実態及び日中両言語における学習者調査を通じて、母語話者、学習者がそれぞれ産出する言語形式を質的・量的側面から実証的に記述することを通じて、文法項目の導入範囲と各項目の相関関係を中国語学的見地から横断的に分析し、導入順序の基準構築を図ることにより、目標言語の言語事実と学習者の習得発達過程を反映した、より実用的な中国語教育文法を設計することを目指すものである。
    今年度は前年度より継続課題となっている「視点とヴォイス選択」に関して考察を行った。昨年度行った漫画描写に基づく大規模調査の結果を整理し、中国語で物語を紡ぐ際に「視点」がどこに置かれ、それによりどのような視点表現が選択されるかについて、適宜日本語と対照しながら分析を行い、次の4点を明らかにした。
    ①中国語の物語構築と中国人日本語学習者の物語構築の特徴(先行研究における指摘)はおおむね一致していることから、中国人日本語学習者の中間言語の在り方は、彼らの母語である中国語の在り方に起因するものである。②中国語ではコマ間だけでなく、同一コマ内であっても登場人物一人一人に対し描写を行うケースが日本語より多く見られるなど、注視点の頻繁な移動が観察される。③日中言語間では、授受の描写に大きな差がみられる一方で、受身文の出現率に関しては大差が見られない。④中国語では感情表現による視点表現が日本語に比べ2倍多く、これは中国人日本語学習者による中間言語の在り方(先行研究による指摘)と一致する。
    調査から得られたこれらの特徴は、日中両言語におけるヴォイス形式(授受表現、受身表現)や移動表現の選択に「視点」の置かれ方が深く関わっていることを示唆している。日中両言語における「視点」の在り方を明らかにすることで、これまで個別に研究対象として取り上げられてきた各文法項目を有機的に結び付けることができると考える。
    前年度から引き続き、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、現地調査を行うことはできなかったが、日中両言語の母語話者調査をインターネットを介して行ったことで、データの収集及び整理は順調に進んでいる。反面、本調査後に行うべき個々のフォローアップ調査が実施できないのが問題として残る。
    今年度得られた調査結果に基づき、中国語における「視点」の在り方と構文選択の特徴について、①授受表現、②移動表現、③受身表現、④感情表現の4つ観点から個別に分析を行い、論文としてまとめる予定である。
    また、日中両言語における「視点」の特徴を踏まえた上で、日本人中国語学習者の中間言語に見られる視点表現の特徴について調査を行い、目標言語である中国語の言語実態と彼らの中間言語との間にどのような乖離が存在するか明らかにしたい。

  3. 現代中国語における「領属」の諸相

    2013年2月

    研究成果公開促進費・学術図書  研究成果公開促進費・学術図書

    勝川裕子

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    担当区分:研究代表者 

  4. 現代中国語における<可能>の言語化と意味派生のメカニズム

    研究課題/研究課題番号:24720177  2012年4月 - 2016年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B)

    勝川裕子

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    担当区分:研究代表者 

  5. 現代中国語における可能表現研究―領属物としての能力とその発現

    研究課題/研究課題番号:21720140  2009年4月 - 2011年3月

    科学研究費補助金  若手研究(B) 課題番号:21720140

    勝川裕子

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 18

  1. 中国語4

    2011

  2. 中国語3

    2011

  3. 中国語3

    2011

  4. 中国語3

    2011

  5. 中国語2

    2011

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担当経験のある科目 (本学以外) 4

  1. 中国語

    2024年4月 - 現在 名城大学)

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    科目区分:学部教養科目  国名:日本国

  2. 中国語

    2015年4月 - 現在 藤田保健衛生大学)

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    科目区分:学部教養科目 

  3. 中国語初級

    2006年 - 2012年 名城大学)

  4. 中国語

    2001年 - 2004年 日本福祉大学)

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    科目区分:学部教養科目 

 

社会貢献活動 7

  1. 「個別言語研究のススメ -中国語からみえてくるもの」

    役割:講師

    聖隷クリストファー高等学校  2022年7月

  2. 「未知の言語を異なる教授法で学んでみた」

    役割:寄稿

    日本中国語学会  日本中国語学会メールマガジン第188号  2022年3月

  3. 公開講座「中国語教育におけるICT活用ワークショップ」

    役割:司会, 企画, 運営参加・支援

    2018年7月

  4. MINI WORKSHOP: CREATE ASIA! 第四弾 DIGITIZING CHILDHOOD 『子どものスマートフォン利用と認知発達』

    役割:司会

    2018年3月

  5. シルクロード国際学術研究集会『シルクロードとの出会い』 

    役割:運営参加・支援

    2018年2月

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