2025/03/19 更新

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シバタ タカヒロ
柴田 貴広
SHIBATA, Takahiro
所属
大学院生命農学研究科 応用生命科学専攻 応用生命科学 教授
大学院担当
大学院生命農学研究科
学部担当
農学部 応用生命科学科
職名
教授
連絡先
メールアドレス
外部リンク

学位 1

  1. 博士(農学) ( 2006年3月   名古屋大学 ) 

研究キーワード 5

  1. タンパク質科学

  2. 脂質生化学

  3. 食品機能化学

  4. 細胞外小胞

  5. 酸化ストレス

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 食品科学

現在の研究課題とSDGs 5

  1. 炎症応答に関する研究

  2. 脂質メディエーターに関する研究

  3. 細胞外小胞を基軸とした疾患マーカーの探索

  4. タンパク質の酸化的修飾に関する研究

  5. 食品の機能性に関する研究

経歴 7

  1. 名古屋大学   大学院生命農学研究科   教授

    2021年1月 - 現在

  2. 名古屋大学   未来社会創造機構 ナノライフシステム研究所 ナノバイオデバイス・ライフサイエンス・ELSI/EHS研究部門

    2018年10月 - 現在

  3. 名古屋大学   大学院生命農学研究科   准教授

    2016年1月 - 2020年12月

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    国名:日本国

  4. JST さきがけ研究員

    2013年10月 - 2017年3月

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    国名:日本国

  5. 名古屋大学   大学院生命農学研究科   助教

    2007年4月 - 2015年12月

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    国名:日本国

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学歴 3

  1. 名古屋大学   大学院生命農学研究科   応用分子生命科学専攻

    2003年4月 - 2006年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   大学院生命農学研究科   応用分子生命科学専攻

    2001年4月 - 2003年3月

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    国名: 日本国

  3. 名古屋大学   農学部   応用生物科学科

    1997年4月 - 2001年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 6

  1. 日本生化学会

  2. 日本農芸化学会

  3. 日本酸化ストレス学会

  4. 日本毒性学会

    2024年 - 現在

  5. 日本細胞外小胞学会

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受賞 2

  1. 農芸化学奨励賞

    2014年3月   日本農芸化学会  

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    受賞国:日本国

  2. 日本酸化ストレス学会学術奨励賞

    2008年6月   日本酸化ストレス学会  

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    受賞国:日本国

 

論文 111

  1. Isocitrate dehydrogenase 1 upregulation in urinary extracellular vesicles from proximal tubules of type 2 diabetic rats 査読有り 国際誌

    Sei, H; Hirade, N; Kamiya, K; Nakashima, F; Yoshitake, J; Kano, K; Mishiro-Sato, E; Kikuchi, R; Uchida, K; Shibata, T

    FASEB JOURNAL   38 巻 ( 10 ) 頁: e23688   2024年5月

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1096/fj.202400371R

    Web of Science

    PubMed

  2. Inhibition of Lysosomal Cathepsin A and Neuraminidase 1 Interaction by Anti-Obesity Cyclic Peptide 査読有り

    Sun, YT; Dakiiwa, A; Zhang, MH; Shibata, T; Kita, M

    CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL   30 巻 ( 56 ) 頁: e202402049   2024年10月

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  3. Seabuckthorn (Hippophae rhamnoides, L.) pulp oil prevents ultraviolet-induced damage in human fibroblasts 査読有り

    Okamoto, T; Nakashima, F; Shibata, T; Mori, D

    BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY   88 巻 ( 8 ) 頁: 948 - 955   2024年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/bbb/zbae071

    Web of Science

    PubMed

  4. Eriodictyol and thymonin act as GPR35 agonists 査読有り 国際誌

    Nakashima Fumie, Loh Wei Qi, Wakabayashi Mayuka, Shimomura Sayako, Hattori Hiroyuki, Kita Masaki, Inoue Asuka, Uchida Koji, Shibata Takahiro

    BIOSCIENCE BIOTECHNOLOGY AND BIOCHEMISTRY     2023年9月

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/bbb/zbad125

    Web of Science

    PubMed

  5. The 5-lipoxygenase/cyclooxygenase-2 cross-over metabolite, hemiketal E2, enhances VEGFR2 activation and promotes angiogenesis 査読有り 国際共著 国際誌

    Nakashima Fumie, Gimenez-Bastida Juan A., Luis Paula B., Presley Sai H., Boer Robert E., Chiusa Manuel, Shibata Takahiro, Sulikowski Gary A., Pozzi Ambra, Schneider Claus

    JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY   299 巻 ( 4 ) 頁: 103050   2023年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jbc.2023.103050

    Web of Science

    PubMed

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MISC 2

  1. システイン残基におけるユニークな自然修飾

    中島史恵、柴田貴広、内田浩二  

    実験医学増刊「食と健康を結ぶメディカルサイエンス」   頁: 52 - 58   2020年

  2. 細胞膜受容体の活性制御を介した食品成分の機能性

    柴田貴広  

    実験医学増刊「食と健康を結ぶメディカルサイエンス」   頁: 162 - 166   2020年

講演・口頭発表等 27

  1. 酸化脂質によるタンパク質修飾構造のアダクトーム解析 招待有り

    柴田貴広

    第9回メタボロームシンポジウム  2024年12月 

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    開催年月日: 2024年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  2. 細胞外微粒子を基軸とした疾患マーカーの探索 招待有り

    柴田貴広

    弘前大学大学院医学研究科バイオメディカルリサーチセンター研究セミナー  2024年11月 

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    開催年月日: 2024年11月

    記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

  3. 質量分析を利用したタンパク質アダクトーム解析 招待有り

    柴田貴広

    アンチエイジング研究シンポジウム「健康・病態研究への新しいアプローチ」  2024年10月 

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    開催年月日: 2024年10月

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  4. 機能性食品成分の探索と機能解析

    柴田貴広

    (株)三菱UFJ銀行七大学合同技術説明会  2024年10月 

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    開催年月日: 2024年10月

    記述言語:日本語  

  5. タンパク質酸化修飾の網羅的解析 招待有り

    柴田貴広

    第34回日本メイラード学会年会  2024年9月 

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    開催年月日: 2024年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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共同研究・競争的資金等の研究課題 10

  1. 相互作用タンパク質を介したピロロキノリンキノンの機能性の解明

    2023年 - 2024年

    2023年度 一般公募研究 

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:1500000円 ( 直接経費:1500000円 )

  2. ビタミンB1由来酸化⽣成物の解析とその⽣理作⽤の解明

    2019年12月 - 2021年3月

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:5000000円 ( 直接経費:5000000円 )

  3. 抗炎症作用を有する食品成分の探索とその作用機序の解明

    2017年 - 2018年

  4. 遊離脂肪酸受容体を活性化する香辛料成分の探索

    2017年 - 2018年

  5. 穀物タンパク質の酸化的変性と細胞応答機構の解析

    2017年 - 2018年

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科研費 16

  1. 疾患状態を反映する代謝物アダクトームの解明

    研究課題/研究課題番号:23K17449  2023年6月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(開拓)

    柴田 貴広, 中島 史恵, 佐藤恵美, 服部 浩之

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:26000000円 ( 直接経費:20000000円 、 間接経費:6000000円 )

    疾患状態に起因する内因性代謝物や食品由来成分の代謝物の一部が、生体内のタンパク質に様々な付加体(アダクト)を形成していることが知られている。生体内タンパク質における代謝物アダクトの総体「代謝物アダクトーム」を明らかにすることができれば、ヒトの生体内環境や疾患状態を理解・評価できると考えられる。本研究では、代謝物アダクトーム解析法を確立し、生体内の状態や疾患状態を反映する代謝物アダクトの同定に挑戦する。

  2. 腎症超早期状態を反映する尿中エクソソームタンパク質の質的・量的変動解析

    研究課題/研究課題番号:22H03531  2022年4月 - 2025年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    柴田 貴広, 菊地 良介

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:17680000円 ( 直接経費:13600000円 、 間接経費:4080000円 )

    本研究では、尿中エクソソームに含まれるタンパク質の量的・質的変動を基軸とした、糖尿病性腎症の超早期診断マーカーの創出を目的とする。糖尿病モデルラットの発症前段階における尿中エクソソームタンパク質の量的・質的変動を明らかにすることで、新規の分子マーカーを同定する。さらに、ヒト臨床検体を用いることで、超早期マーカーとしての有用性についても評価する。

  3. ピロロキノリンキノン受容体の同定と機能解析:ビタミン様物質の新規生理作用の解明

    研究課題/研究課題番号:21K19073  2021年7月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

    柴田 貴広, 赤川 貢

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    配分額:6370000円 ( 直接経費:4900000円 、 間接経費:1470000円 )

    第3の酸化還元補酵素として同定されたピロロキノリンキノン(PQQ)は、哺乳動物を含む高等動物におけるビタミン様物質として知られているものの、その多彩な生理作用を補酵素としての機能だけでは説明することができない。本研究では、ある種のGPCRがビタミン様物質PQQの受容体候補分子であると捉え、これを実証することによりPQQの新規な生理活性とその作用機序の解明に挑戦する。
    Gタンパク質共役型受容体(GPCR)の中でも、腸管上皮などに発現する代謝物感受性GPCRに注目し、ピロロキノリンキノン(PQQ)による活性化を評価した。6種類の代謝物感受性GPCRに関して、PQQによる活性化をtransforming growth factor-α(TGF-α)切断アッセイにより評価したところ、GPR35のみがPQQにより顕著に活性化されることがわかった。さらに、 PQQはその投与濃度依存的にGPR35を活性化すること、PQQの部分構造体では全く活性を示さないこと、ヒトGPR35だけでなくマウスGPR35も活性化することがわかった。
    ヒト結腸癌由来細胞株であるCaco-2細胞をモデルとしてPQQの機能について検討した。分化させたCaco2細胞にPQQを処理したところ、GPR35の下流に位置すると考えられるERKのリン酸化が認められた。このリン酸化は、GPR35のアゴニストであるCID 2745687の前処理により部分的に抑制された。このことからPQQによるERKのリン酸化にはGPR35が少なくとも部分的には関与していることが示唆された。
    GPR35とPQQが直接相互作用をするかを証明するため、また新規なPQQ受容体探索を探索するため、PQQの化学プローブを作製した。PQQと受容体タンパク質との非共有結合による相互作用を捉えるため、光反応性官能基であるベンゾフェノンおよびクリック反応のためのアルキニル基を導入したPQQプローブを作製した。さらにこのプローブを用いて、培養細胞におけるラベル実験を行ったところ、複数のタンパク質がラベル化されることがわかった。
    当初の計画通り、PQQ受容体の候補タンパク質を見出すことができた。またPQQプローブの作製も完了した。
    PQQによるGPR35活性化の意義についてさらに詳細に解析を行う。あわせて、PQQプローブを用いた標的タンパク質の探索を進めていく予定である。

  4. プラズマ照射によるオミクス変動と根系の形態形成メカニズム・機能変化の解明

    研究課題/研究課題番号:24H02256  2024年4月 - 2029年3月

    科学研究費助成事業  学術変革領域研究(A)

    江原 宏, 谷口 光隆, 中島 史恵, 仲田 麻奈, 柴田 貴広

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    担当区分:研究分担者 

    プラズマ照射による幼植物成長,棍系形態形成,生理機能の変化を把握する。安定して植物への変化が与えられる処理の条件を明確にした上で,メタボローム解析によって代謝産物の変動を調査するとともに,プロテオーム解析によりキータンパク質の特定,表現型の変化に関与する植物ホルモンなど,成長調節因子の同定を行う。プラズマ処理で生じる活性種により励起,誘導される植物体での機能的変化と,引き続きいて生じる器官発生と細胞発育,物質生産に通じるメカニズムを解明し,新規手法の駆使による植物の成長形質制御,環境ストレス耐性の付与,向上の可能性を検討して,プラズマ種子科学の基盤を形成するための基礎的知見の集積に貢献する。

  5. アミノ酸代謝フロー変化による脂肪蓄積メカニズムの解明

    研究課題/研究課題番号:24K01698  2024年4月 - 2028年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    北浦 靖之, 伊藤 智和, 高原 照直, 和田 恵梨, 柴田 貴広

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    担当区分:研究分担者 

    タンパク質含量の異なる食餌を摂取させ、アミノ酸代謝フローの追跡を行い、脂肪酸合成への関与を明らかとする。in vitroでの膵臓ランゲルハンス島を用いたアミノ酸刺激実験により、内分泌ホルモンの分泌に必要なアミノ酸を同定し、アミノ酸感知システムの制御タンパク質などの関与を明らかにし、阻害剤などを用いたin vivoでの実験により、それらの関与を検証する。また、in vitroでの肝細胞を用いた内分泌ホルモンの刺激実験により、変化する代謝物などを明らかにし、阻害剤などを用いたin vivoでの実験により、それらの関与を検証する。

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担当経験のある科目 (本学) 5

  1. 生命農学序説

    2024

  2. 卒業論文研究

    2022

  3. 専門セミナー

    2022

  4. 農学セミナー2

    2022

  5. 化学実験

    2022

担当経験のある科目 (本学以外) 3

  1. 食品分析学

    2024年10月 - 2025年3月 中部大学)

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    科目区分:学部専門科目 

  2. 食品分析学

    2023年10月 - 2024年3月 中部大学)

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    科目区分:学部専門科目 

  3. 食品栄養科学特別講義

    2022年9月 中部大学)

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    科目区分:大学院専門科目  国名:日本国

 

社会貢献活動 4

  1. 食品の中で起こる化学反応

    役割:講師

    愛知県立天白高等学校模擬講義  2023年10月

  2. JST サイエンス・パートナーシップ・プログラム

    2014年8月

  3. JST サイエンス・パートナーシップ・プログラム

    2013年8月

  4. 平成24年度高文連自然科学専門部講習会

    2012年10月

メディア報道 3

  1. 東海3県の7大学が食農関連研究を発表 新聞・雑誌

    中日新聞  2024年10月

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    執筆者:本人以外 

  2. GABAの共同研究を学会発表 筋力向上効果 新聞・雑誌

    食品新聞  2022年3月

  3. 筋芽細胞の筋形成機能 GABAで促進 会誌・広報誌

    化学工業日報  2022年3月

学術貢献活動 2

  1. バイオインダストリー協会機能性食品研究会副会長

    2024年 - 現在

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    種別:学会・研究会等 

  2. Free Radical Research Editorial Board Member 国際学術貢献

    役割:査読

    2021年4月 - 現在

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    種別:査読等