2024/03/21 更新

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ナツメ ジユン
夏目 淳
NATSUME, Jun
所属
大学院医学系研究科 障害児(者)医療学寄附講座 特任教授
職名
特任教授

学位 1

  1. 医学博士 ( 名古屋大学 ) 

研究キーワード 1

  1. 小児神経 てんかん 神経画像

研究分野 1

  1. その他 / その他  / 小児科学

現在の研究課題とSDGs 3

  1. PET、拡散テンソル画像によるWest症候群の病態解析

  2. グルコーストランスポーター1異常症についての研究

  3. 熱性けいれん重積症と後の側頭葉てんかん発症についての画像解析研究

学歴 2

  1. 名古屋大学   医学研究科   内科系小児科学

    1994年4月 - 1998年3月

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    国名: 日本国

  2. 名古屋大学   医学部

    1984年4月 - 1990年3月

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    国名: 日本国

所属学協会 7

  1. 日本小児神経学会   理事、評議員

  2. 日本てんかん学会   理事、評議員

  3. 日本小児科学会   代議員

  4. 日本臨床神経生理学会   代議員

  5. 日本重症心身障害学会   評議員

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委員歴 14

  1. 日本小児神経学会   理事  

    2020年6月 - 現在   

  2. 日本てんかん学会   理事  

    2019年9月 - 現在   

  3. 日本小児神経学会長期計画委員会   委員長  

    2020年6月 - 現在   

  4. 日本てんかん学会英文ジャーナル委員会   委員長  

    2019年9月 - 現在   

  5. 日本小児神経学会熱性けいれん診療ガイドライン策定・改訂WG   委員長  

    2012年10月 - 現在   

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受賞 2

  1. JUHN AND MARY WADA奨励賞

    2004年9月   日本てんかん学会  

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    受賞国:日本国

  2. 研究褒賞

    2017年3月   てんかん治療研究振興財団  

 

論文 97

  1. Effect of levodopa on pathological gait in Dravet syndrome: A randomized crossover trial using three-dimensional gait analysis.

    Suzuki T, Natsume J, Ito Y, Ito T, Noritake K, Kinoshita F, Fukasawa T, Tsuji T, Itomi K, Kurahashi H, Kubota K, Okanishi T, Saitoh S, Sugiura H, Watanabe H, Takahashi Y, Kidokoro H

    Epilepsia     2024年3月

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    記述言語:英語  

    DOI: 10.1111/epi.17888

    PubMed

  2. Focus disconnection of the SEEG-identified epileptic network by radiofrequency thermal coagulation

    Ishizaki, T; Maesawa, S; Yamamoto, H; Hashida, M; Mutoh, M; Ito, Y; Tanei, T; Natsume, J; Saito, R

    SEIZURE-EUROPEAN JOURNAL OF EPILEPSY   111 巻   頁: 17 - 20   2023年10月

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  3. A Brain Morphometry Study with Across-Site Harmonization Using a ComBat-Generalized Additive Model in Children and Adolescents

    Shiohama, T; Maikusa, N; Kawaguchi, M; Natsume, J; Hirano, Y; Saito, K; Takanashi, JI; Levman, J; Takahashi, E; Matsumoto, K; Yokota, H; Hattori, S; Tsujimura, K; Sawada, D; Uchida, T; Takatani, T; Fujii, K; Naganawa, S; Sato, N; Hamada, H; Glaudemans, AWJM

    DIAGNOSTICS   13 巻 ( 17 )   2023年9月

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  4. Two Cases of Juvenile Myelomonocytic Leukemia and Myelin Oligodendrocyte Glycoprotein Antibody-Associated Disease

    Yamamoto, H; Natsume, J; Kaneko, K; Takahashi, T; Wakamatsu, M; Ogawa, C; Kumai, S; Suzui, R; Sawamura, F; Shiraki, A; Nakata, T; Kidokoro, H; Muramatsu, H; Takahashi, Y

    PEDIATRIC NEUROLOGY   144 巻   頁: 1 - 4   2023年7月

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  5. Connectivity alteration in thalamic nuclei and default mode network-related area in memory processes in mesial temporal lobe epilepsy using magnetoencephalography

    Ishizaki, T; Maesawa, S; Nakatsubo, D; Yamamoto, H; Torii, J; Mutoh, M; Natsume, J; Hoshiyama, M; Saito, R

    SCIENTIFIC REPORTS   13 巻 ( 1 ) 頁: 10632   2023年6月

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書籍等出版物 1

  1. Bioimaging in neurodegeneration

    ( 担当: 共著)

    Humana Press  2005年 

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    記述言語:英語

科研費 6

  1. 非侵襲的シミュレーションを可能とするコネクトーム基盤型機能外科手術の開発研究

    研究課題/研究課題番号:22H03184  2022年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    前澤 聡, Bagarinao E., 臼井 直敬, 齋藤 竜太, 藤原 幸一, 坪井 崇, 夏目 淳

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    担当区分:研究分担者 

    本研究の概要は、定位的機能外科手術によるニューロモデュレーションがパーキンソン病、本態性振戦で有効性が認知され、更にてんかんや精神神経疾患、認知症への適応拡大に向けて期待されている背景において、治療の標的部位選択やモダリティの最適化への非侵襲的術前評価アルゴリズムを、特に安静時機能的MRIに代表される脳神経回路(コネクトーム)解析を利用して開発し、この様な技術に基づいたコネクトーム基盤型定位機能外科手術を確立を目指す研究である。

  2. 先進的MRI解析によるDuchenne型筋ジストロフィーの脳構造・機能異常の解明

    研究課題/研究課題番号:20K08204  2020年4月 - 2023年3月

    夏目 淳

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

    D/BMD患者30名、健常小児20名のMRI撮像、2022年度に画像解析を行い、以下を明らかにし、D/BMD患者における認知・精神発達特性の基盤を明らかにし、リハビリテーション、呼吸補助装置、意思伝達デバイスを用いる際の参考になる情報を得る。研究成果を学会発表し、論文として報告する。
    1) 健常者と比較したD/BMD患者の脳の微細構造、脳機能の異常を明らかにする。2) D/BMDのうち、知的障害、発達障害を持つ患者の脳構造、脳機能の特徴を明らかにする。3) D/BMDのうち、遺伝子検査でDp140の有無による脳の微細構造、脳機能の異常を明らかにする。

  3. 脳波-近赤外分光法同時記録を用いたサブプレート・ニューロンの脳血流動態の解明

    研究課題/研究課題番号:20K08228  2020年4月 - 2023年3月

    城所 博之

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    担当区分:研究分担者 

    サブプレート・ニューロンは、発達期の脳皮質の形成や脳内ネットワークの構築に重要な役割を果たす。ヒト早産児に高率に認める発達障害の病態にも、サブプレート・ニューロンの障害が大きく関与すると考えるが、ヒトでは未解明である。動物実験を通じて、ヒト早産児脳波に見られるブラッシュがサブプレート・ニューロンの活動を反映することが示された。本研究では、1) 脳波に機能的近赤外分光法(fNIRS)を同時記録することでサブプレート・ニューロンの脳局所血流動態を明らかにする。さらに、2) サブプレート・ニューロンの活動が、生後18か月の神経発達や脳皮質構造や脳内ネットワークに及ぼす効果を明らかにする。

  4. 脳波の紡錘波状速波に着目した早産児神経ネットワーク変容過程の解明とその臨床制御

    研究課題/研究課題番号:17K10075  2017年4月 - 2020年3月

    城所 博之

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    担当区分:研究分担者 

    ヒト発達期の脳波に観察される紡錘波状速波は脳発達に重要な自発活動であり、本研究では、この電気的活動が脳の構造や機能の発達に及ぼす影響を明らかにすることを目指した。本研究により、超早産児では、修正30~40週の脳波のうち修正36週時点で定量された紡錘波状速波が最頻値を側頭部・後頭部優位にとることが示された。さらに、修正36週の紡錘波状速波の出現量は脳白質構造の変容と相関し、神経発達予後を予測しうることも明らかにした。一方、構造的・機能的MRI解析と修正18か月予後との関係を示すことで、紡錘波状速波が脳構造や脳機能の変容に関与することをヒトにおいて明らかにした。
    近年、動物を用いた基礎研究から、発達早期に見られる電気的自発活動が脳発達に重要であることが実証され始めている。本研究は、ヒトにおいても紡錘波速波の自発活動が早産児の機能的・構造的な脳発達に影響を与えることを明らかにした意義がある。
    今後、紡錘波状速波を含む自発脳波活動に対して詳細で多角的研究を行うことで、早産児に高率に認める自閉スペクトラム症や知的発達症といった神経発達症の生成メカニズムへの理解が進み、早期介入への糸口が見出されるものと期待される。

  5. 脳波-機能的MRI同時記録によるウエスト症候群のてんかん焦点の解明と予後予測

    研究課題/研究課題番号:16K09987  2016年4月 - 2019年3月

    夏目 淳

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

    潜因性ウェスト症候群6例、結節性硬化症によるウェスト症候群1例において、発症時にEEG-機能的MRI同時記録検査を行った。全例でACTH療法によっててんかん性スパズムは消失したが、2例でスパズムの再発、2例で焦点発作がみられた。生後12か月の脳波では3例で焦点性のてんかん放電がみられた。発症時のEEG-fMRIでは7例中6例で脳幹に陽性BOLD信号を認め、大脳皮質にも散在する陽性BOLDを認めた。残る1例では前頭葉のみに陽性BOLDを認めた。1歳時に脳波異常を認めた3例でEEG-fMRIを再検し2例で両側前頭葉、1例で左海馬に陽性BOLDを認めた。全例で脳幹部の異常活動は消失していた。
    今回の研究結果から、ヒプスアリズミアと呼ばれるWest症候群に特異的なてんかん性活動には、脳幹と大脳皮質の異常なネットワーク形成が関わっていることが示唆された。また、治療により脳波でヒプスアリズミアが焦点性てんかん放電に変化したのに伴いEEG-fMRIでは脳幹の異常活動が消失したことから、EEG-fMRIは治療効果の客観的評価にも有用と考えられた。1歳のEEG-fMRIで左海馬に陽性BOLDが存続する1例では同部位に局在性皮質形成異常が潜在する可能性があり、てんかん外科治療が有効な可能性があると考えられた。

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社会貢献活動 1

  1. 脳とこころの研究センター市民公開講座

    2015年2月

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    てんかん診療の最新のトピックス