2024/03/29 更新

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ミウラ サトシ
三浦 聡
MIURA, Satoshi
所属
大学院法学研究科 総合法政専攻 国際・比較法政 教授
大学院担当
大学院法学研究科
学部担当
法学部
職名
教授

学位 1

  1. 修士(学術) ( 1995年3月   東京大学 ) 

研究キーワード 6

  1. 持続可能な開発目標

  2. 国連グローバル・コンパクト

  3. 持続可能な開発

  4. ガバナンス・プラットフォーム

  5. トランスナショナル・ガバナンス

  6. グローバル・ガバナンス

研究分野 1

  1. その他 / その他  / International Relations

所属学協会 3

  1. 国際法学会

  2. Academy of Management

  3. International Studies Association

 

論文 10

  1. Can the power of platforms be harnessed for governance? 査読有り 国際共著

    Ansell, C; Miura, S

    PUBLIC ADMINISTRATION   98 巻 ( 1 ) 頁: 261 - 276   2020年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/padm.12636

    Web of Science

  2. 持続可能な開発のトランスナショナル・ガバナンス――権威の多元化と新たなガバナンス・モード── 招待有り 査読有り

    三浦 聡

    国際法外交雑誌   116 巻 ( 2 ) 頁: 44 - 74   2017年8月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  3. Why Do Companies Join the Unietd Nations Global Compact? The Case of Japanese Signatories 招待有り 査読有り 国際誌

    Satoshi Miura and Kaoru Kurusu

    Kiyoteru Tsutsui and Alwyn Lim, eds., Corporate Social Responsibility in a Globalizing World (Cambridge: Cambridge University Press)     頁: 286 - 320   2015年4月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Cambridge University Press  

  4. Seven Years of Development: United Nations-Supported Principles for Responsible Management Education 招待有り 査読有り 国際共著

    Jonas Haertle and Satoshi Miura

    SAM Advanced Management Journal   79 巻 ( 4 ) 頁: 8 - 17   2014年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  5. Before and After Corporate Participation in the United Nations Global Compact: An Analysis of China-Japan-Korea Global Compact Joint Survey Data 招待有り 査読有り

    Satoshi Miura

    Sogang Journal of Law and Business   1 巻 ( 2 ) 頁: 3 - 41   2011年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  6. 国連グローバル・コンパクトの意義――ガバナンス論からの考察 招待有り 査読有り

    三浦聡

    日本国際経済法学会年報   ( 第18 ) 頁: 1 - 35   2009年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  7. 複合規範の分散革新――オープンソースとしての企業の社会的責任(CSR) 査読有り

    三浦聡

    国際政治   ( 第143 ) 頁: 92 - 105   2005年

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.11375/kokusaiseiji1957.143_92

  8. 国連グローバル・コンパクト――グローバル・ガバナンスの新たなモデル 招待有り 査読有り

    三浦聡

    ジュリスト   ( 1254 ) 頁: 106 - 113   2003年10月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  9. ヘテラーキカル・ソサエティ――世界政治におけるネットワークと権威 査読有り

    三浦聡

    国際政治   ( 132 ) 頁: 58 - 76   2003年2月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.11375/kokusaiseiji1957.132_58

  10. 行為の論理と制度の理論――国際制度への三つのアプローチ 査読有り

    三浦聡

    国際政治   ( 第124 ) 頁: 27 - 44   2000年5月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.11375/kokusaiseiji1957.124_27

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書籍等出版物 4

  1. 国際法の現在――変転する現代世界で法の可能性を問い直す 査読有り

    寺谷公司(編)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第29章)

    日本評論社  2020年9月  ( ISBN:978-4-535-52481-1

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    総ページ数:423   担当ページ:362-373頁   記述言語:日本語 著書種別:学術書

    内記香子・三浦聡「グローバル経済秩序と『持続可能な開発』」『法律時報』(91巻10号)掲載論文の再録

  2. グローバル社会の国際関係論 新版

    山田高敬・大矢根聡編著( 担当: 共著)

    有斐閣  2011年3月 

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    記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

    第6章「人権」の執筆を担当

  3. 東アジアのCSR――国連グローバル・コンパクトの新たなチャレンジ

    江橋崇ほか( 担当: 共著)

    法政大学出版局  2011年3月 

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    記述言語:日本語

    「参加、遵守、インパクト――『中国-日本-韓国 国連グローバル・コンパクト共同調査2010』の解説」の執筆を担当

  4. グローバル社会の国際関係論

    山田高敬・大矢根聡編著( 担当: 共著)

    有斐閣  2006年12月 

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    記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論

MISC 6

  1. Life Between Fragmentation and Integration: An Ecosystem Model of Global Governance

    Satoshi Miura  

        2020年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

  2. 「持続可能な開発目標(SDGs)」の実施とその課題 招待有り 査読有り

    三浦聡  

    国際法学会エキスパートコメント ( No.2019-9 )   2019年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

  3. グローバル経済秩序と「持続可能な開発目標」 招待有り 査読有り

    内記香子・三浦聡  

    法律時報91 巻 ( 10 ) 頁: 46 - 51   2019年9月

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    記述言語:日本語  

  4. Heterarchy 招待有り 査読有り

    Satoshi Miura  

    in Mark Bevir, ed., Encyclopedia of Governance, vol. 1 (Thousand Oaks, CA: Sage)   頁: 410 - 411   2006年12月

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    記述言語:英語  

  5. Hierarchy 招待有り 査読有り

    Satoshi Miura  

    in Mark Bevir, ed., Encyclopedia of Governance, vol. 1 (Thousand Oaks, CA: Sage)   頁: 411 - 413   2006年12月

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    記述言語:英語  

  6. 健康の安全保障――HIV/エイズのグローバル・ガバナンス

    三浦聡  

    アジ研ワールド・トレンド ( No.124 ) 頁: 12 - 15   2006年1月

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講演・口頭発表等 3

  1. Life Between Fragmentation and Integration: An Ecosystem Model of Global Governance

    2020年10月24日 

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    開催年月日: 2020年10月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

  2. What are the Sustainable Development Goals (SDGs)? Implications for Global Governance 招待有り 国際会議

    Satoshi Miura

    International Symposium on "International Relations: A Centennial Retrospect and Prospect" 

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    開催年月日: 2019年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    国名:中華人民共和国  

  3. Before and After the Participation in the UN Global Compact: An Analysis of China-Japan-Korea Global Compact Joint Survey Data 国際会議

    三浦 聡

    The Convergence of Corporate Governance and Social Responsibility 

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    開催年月日: 2011年1月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

    開催地:Seoul, Sogang University   国名:大韓民国  

Works(作品等) 2

  1. 「持続可能な開発目標(SDGs)」の実施とその課題

    2019年11月

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    発表場所:国際法学会エキスパートコメント https://jsil.jp/archives/expert/2019-9  

  2. グローバル経済秩序と「持続可能な開発目標」

    2019年9月

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    発表場所:『法律時報』91巻10号46-51頁  

科研費 7

  1. グローバル・ガバナンスの複雑化過程とメカニズム―マクロ・ミクロ間フィードバック

    研究課題/研究課題番号:23H00789  2023年4月 - 2027年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(B)

    栗栖 薫子, 三浦 聡, 小川 裕子, 政所 大輔, 赤星 聖, 宇治 梓紗

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    担当区分:研究分担者 

    近年、グロ―バル・ガバナンス(GG)構造の複雑性が増している。国連気候変動枠組み条約の下で排出権取引に関わる様々な実施枠組みが普及し、企業のサステナビリティやESG投資に関わる取組が林立し、持続可能な開発目標(SDGs)の実施に関わる取組は全体像の把握が難しいほどである。この構造の複雑性は、①問題領域の複雑化、②ガバナンスの手段の多様化、③アクターの多様化(権威の多元化)という3次元での「密度」の増加によって特色づけられる。本研究はSDGsにかかわる主要な問題領域(気候変動、人道、難民、保健等)を事例として「GGの複雑化とアクターとの間にどのような相互作用が見られるか」という問いに取り組む。

  2. 持続可能な開発のグローバル・ガバナンスにおけるガバナンス・モードの体系的研究

    研究課題/研究課題番号:19K01498  2019年4月 - 2023年3月

    科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    三浦 聡

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

    本研究は、持続可能な開発の分野に関して、ガバナンス・モードの体系的研究を通じて、グローバル・ガバナンスの実効性・正統性・構造のゆくえを探るものである。ガバナンス・モード論は、国家・非国家の多様な「権威」(「ガバナー」)が「いかにガバナンスを行うか」を問う。本研究の目的は、①既存のガバナンス・モード論を総合し、様々なモードを包括的に捉えるための分析枠組を構築する、②様々なモードが連動するマルチモーダルなガバナンスの動態を解明する、③ガバナンス・モードがガバナーの権威やパワーに及ぼす影響をさぐる、という3点にある。
    【研究成果】 本年度の主な研究成果は、日本国際政治学会2020年度研究大会における研究報告に際して提出した論文("Life Between Fragmentation and Integration: An Ecosystem Model of Global Governance")である。
    【研究内容】 本論文は、①「ガバナンス・エコシステム」の概念を「ガバナンスの様々な手段から成る創発的なオープン・システムとそれら手段を生産・促進・利用する実践共同体の結合」と定義し、②その主な構成要素を概念的・理論的に検討した上で、レジーム(・コンプレックス)、ガバナンス・アーキテクチャ、ポリセントリック・ガバナンス、組織エコロジー、オーケストレーション等の既存の類似概念との異同を考察し、③ガバナンス・エコシステムの創発メカニズムを素描し、④国連グローバル・コンパクト(UNGC)、持続可能な開発目標(SDGs)、ビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)をめぐるガバナンスを事例として取り上げ、⑤従来の「国際制度の設計」論とは異なる「エコシステムの創発」論として、ガバナンスの「エコシステム戦略」を素描した。
    【研究の意義・重要性】 本論文の意義・重要性は、前年度の研究成果である「ガバナンス・プラットフォーム」の概念を踏まえて「ガバナンス・エコシステム」の概念を定義し、類似概念との関連性を丹念に位置づけ、グローバル・ガバナンスのエコシステム戦略を構想した点にある。管見の限りでは、プラットフォームとエコシステムの概念を中心に据える(グローバル・)ガバナンス論は国内外に皆無であり、今後はグローバル・ガバナンスの理論と実践への貢献を目指して改稿の上で投稿を目指す。
    本研究の狙いは、ガバナンス・モードを体系的に捉えることを通じて、持続可能な開発のマルチモーダルなガバナンスを理論的・実証的に明らかにすることである。これに関連して、前年度は「ガバナンス・プラットフォーム」の概念を提示した論文が刊行された(Christopher Ansell教授との共著論文"Can the power of platforms be harnessed for governance?")。同論文は、すでにいくつかの論文で参照されている。
    これを受けて今年度は「ガバナンス・エコシステム」の概念構築を行い、同概念がグローバル・ガバナンスの理論と実践にいかに貢献しうるかを考察した(「研究実績の概要」参照)。繰り返すならば、ガバナンス・エコシステムはガバナンス・プラットフォームを中心として創発するガバナンス・システムである。ガバナンス・エコシステムは多様なガバナンス・モードから成るガバナンスの生態系であるとの発想をグローバル・ガバナンス論に導入することで、ガバナンス・モードの動態を体系的に捉えることが可能になる。この意味で、ガバナンス・エコシステムの概念とモデルは、グローバル・ガバナンスにおけるガバナンス・モードの体系的考察を目指す本研究の基礎となる概念的・理論的装置だと言え、この時点でこの基礎を打ち出すことができたことは本研究の今後の進捗をさらに促すと考えられる。
    本課題研究は理論面で以上のように進捗しているが、コロナ禍により様々な国際会議が中止かオンラインでの開催を余儀なくされているため、意義ある参与観察を行うのが難しい状況にある。これらを総合的に勘案して「おおむね順調に進展している」とした。
    上述の概念的・理論的研究は、本課題の理論面の中核を成すものであり、今後は上述の学会提出論文を改稿した上で投稿を目指す。加えて、個々のガバナンス・モードについては近年様々な研究が現れているので、これらの動向を追いつつ、2017年に刊行した論文(「持続可能な開発のトランスナショナル・ガバナンス」)で示した分析枠組のアップデートと精緻化を行う。併せて、これらの研究で論じた、グローバル・ガバナンスの基本概念の考察をさらに深めたい。
    事前の計画ではいくつかのイニシアティブの参与観察を行う予定であったが、現況下では海外出張が困難であり、またこの状況が当面は続くことが予想されるため、機会をとらえてウェビナーなどに参加しつつ、インターネット上での情報収集と先行研究のレビューを中心に行う予定である。

  3. グローバル・ガバナンス・プラットフォームの動態――グローバル政治経営学に向けて(国際共同研究強化)

    研究課題/研究課題番号:15KK0082  2016年 - 2018年

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)

    三浦 聡

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:11570000円 ( 直接経費:8900000円 、 間接経費:2670000円 )

    本研究は、ガバナンス論において世界的に評価の高いクリストファー・アンセル教授(カリフォルニア大学バークレー校)との国際共同研究を遂行するものであった。その成果として、アンセル教授との国際共著論文("Can the Power of Platforms be Harnessed for Governance?"「プラットフォームの力をガバナンスのために活用することができるか?」)を執筆した(現在、国際学術誌に投稿中)。同論文は、本研究課題の基課題に関連して執筆した論文の成果を活かしつつ、国際的にも体系的な議論が皆無なガバナンス・プラットフォームの機能と類型を論じる点で革新的である。
    本研究は、従来は経営学を中心とする学問領域ごとに個別に論じられてきた民間部門・公共部門の様々なプラットフォームを概観した上で、ガバナンスに関わるプラットフォーム(ガバナンス・プラットフォーム)につき、その中核的な論理を明らかにする点で国際的に重要な学術的意義をもつ。
    本研究はまた、持続可能な開発などの様々な主体や資源の動員が必要なグローバルな課題への取り組みにガバナンス・プラットフォームが果たしうる役割と機能(主体間の交流と協働、新たなアイディアや実践のイノベーション)、およびガバナンス・プラットフォームの様々なタイプを明確にした点で、社会的な意義をもつ。

  4. グローバル・ガバナンス・プラットフォームの動態――グローバル政治経営学に向けて

    研究課題/研究課題番号:15K03315  2015年4月 - 2020年3月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    三浦 聡

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    担当区分:研究代表者 

    配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

    本研究の成果は3つにまとめられる。第1に、当初の目的であったガバナンス・プラットフォームの機能と動態の解明を、国際共同研究を通じて行った。第2に、当初は国際政治学と経営学の交配を目指したが、2つの学問領域にとどまらず、国際法学、行政学、社会学などの多様な学問領域の知見を導入することで、ガバナンス・プラットフォームの概念を中心とする学際的ガバナンス論の可能性を探ることができた。第3に、事例に関しては当初の国連グローバル・コンパクトだけでなく、持続可能な開発目標などの多様なガバナンス・イニシアティブについても検討することができた。
    本研究は、これまで主に経営学で論じられてきたプラットフォームの概念を国際政治学(グローバル・ガバナンス論)に応用して、持続可能な開発などのグローバルな課題に対処するためのプラットフォーム(ガバナンス・プラットフォーム)を構想した。とくに、ガバナンス・プラットフォームが何を意味するか、どのような機能を果たすか、どのようなタイプに分けられるかを明らかにした。
    また、ガバナンス・プラットフォームをはじめとする、ガバナンスの様々な方法(ガバナンス・モード)を検討して、グローバルな課題に対処するための選択肢を広く示した。

  5. 災害リスクのマルチレベル・ガバナンス―人間の安全保障と企業の社会的責任からの接近

    研究課題/研究課題番号:15K12996  2015年4月 - 2018年3月

    栗栖 薫子

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    担当区分:研究分担者 

    災害リスクの削減に向けて、社会の強靭性を高める方途が探索されている。災害リスクの削減にむけて、社会における多様なアクターの平時・緊急時の思考や行動を把握し、様々なアクターの行動をいかに調整するのかが問われている。本研究は、防災・減災・災害対応(DR3)、人間の安全保障/持続可能な開発(SDGs)、企業の社会的責任(CSR)という 3 領域に関わるマルチレベル・ガバナンスの態様と方向性の解明に着手した。災害リスク削減グローバル・プラットフォームなど、多様なアクターによるガバナンスの萌芽が観察される。活動のオーケストレーションの必要性、民間セクターの関与を増やすなどのいくつかの課題が指摘できる。

  6. 多中心化するグローバル・ ガバナンスと国際機関によるオーケストレーションの可能性

    研究課題/研究課題番号:15H03321  2015年4月 - 2018年3月

    西谷 真規子

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    担当区分:研究分担者 

    それまで対象とされていなかった分野や事例を分析し、PGGの特徴と、「誰が(権威者)」「どのように(オケの種類)」「どのような条件下で(多争点や多層ガバナンスによる制約と機会)」オケを有効に機能させるかを分析し、PGG下で機能する幾つかのバリエーションと、それらが作動する条件、オケ論の限界等を明らかにした。具体的には、「マクロ・オーケストレーション」と「協働型オーケストレーション」、「反省的オーケストレーション」のモデルを展開した。以上のような成果を、国内外の学会で発表(通算13回)し、Abbott & Snidalを招聘したワークショップを神戸で開催したほか、一部は著書・論文として出版した。

  7. 国連グローバル・コンパクトの展開―グローバル公共政策ネットワークの理論と実践

    2007年

    科学研究費補助金  若手研究(B),課題番号:19730131

    三浦 聡

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    担当区分:研究代表者 

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担当経験のある科目 (本学) 4

  1. 国際関係論

    2016

  2. 国際政治学

    2016

  3. 現代日本の外交・国際関係

    2011

  4. 国際関係論

    2011

 

学術貢献活動 2

  1. Resident Researcher 国際学術貢献

    役割:企画立案・運営等, 学術調査立案・実施

    Principles for Responsible Management Education (UNPRME)  2013年8月 - 2013年9月

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    種別:大会・シンポジウム等 

  2. Resident Researcher 国際学術貢献

    役割:企画立案・運営等, 学術調査立案・実施

    Principles for Responsible Management Education (UNPRME)  2012年1月 - 2012年6月